武富勝彦の食日記


武富勝彦 たけどみ かつひこ
1946年、佐賀県生まれ。病気をきっかけに23年間の高校教師生活に終止符を打ち、農業の道へ。佐賀県江北町で2町6反の田畑に米や雑穀、古代米、野菜などを作る一方、雑穀を使った加工品の商品開発も手がける。有機無農薬農業の実践者で、古代米生産者でつくる佐賀県有機農業生産者グループ『葦農会』代表。その活動が、イタリアに本部を置く国際的な食文化ボランティア団体『スローフード協会』に認められ、2002年、アジア初となる“スローフード大賞審査員特別賞”を受賞。

 


佐賀県江北町の田では黒米・赤米・緑米などの古代米や大麦を、大和町の畑ではたくましい野菜を育てる武富勝彦さんは、それらを使った珍しい農産加工品を作る名人でもあります。例えば、古代米からつくる水飴「玄米蜜」や乾燥オカノリを粉末にして大麦若葉に混ぜた「青汁」など。それだけではありません!お酒好きの武富さんは、なめ味噌作りや有明の魚を使った料理はお手のもの。また、大根の赤米煮や蓮根コロッケ、野菜おでんなど、素材を選び、陰陽の理屈に則った調理法で、身体にやさしい料理を作る腕もプロ並みです。さらに、全国各地でいい仕事を続ける生産者たちと積極的に交わり、極上の食材を見つけ出す味覚も天才的!耕し、作り、食べ、飲む。エネルギッシュに「食」の世界を駆ける武富さんの世界を、お伝えします。