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9月

2010

南の島の秋

プロペラ機はジェット機に比べて低いところを飛ぶので鳥目線で景色が楽しめる

なんか急に涼しくなりましたね。季節の変わり目は鼻水が垂れる矢野です。沖縄の離島に行ってきました。陽射しはきついんですが、木陰は風が気持ちよく、サトウキビ畑はまるで緑の海のようにザワワザワワ。真っ白な浜辺で泡盛のロックを傾ける想像だけして、仕事でした。

以前、奄美でサトウキビの収穫を手伝ったことがあります。二股に分かれた専用のカマを手に、長いサトウキビの根元を刈って、節々に巻き付いている余分な葉をカマの二股部分で落していきます。炎天下のなか、長袖、長ズボン、長靴だけでもヘトヘト。しかもサトウキビには小さなトゲがあって刺さるんですよ。農家の方が言うにはハブにも注意しなければいけないそうで、今は機械で収穫するそですが、農を業にするのはたやすいものではないと感じたものです。そういえば以前、故・立松和平さんにお話を聞く機会がありました。若い頃、娘さんを伴って沖縄にサトウキビ収穫の農援隊に参加したときの労働の大変さを懐かしそうに話されていましたっけ。そんなことを思い出した満月の夜です。